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ocnの固定ipアドレスを取得すると着信が可能に

NTTのプロバイダのocnでは固定ipアドレスの提供を行っています。
こちらを利用するためには、ネット回線の基本料金プラスIPアドレス料も負担しなければなりません。
金額が増加するけれども固定ipアドレスを導入するメリットもいくつかあります。
その中でも最大のメリットといわれているのが、外部から自分のパソコンにアドレスできる点です。

普通にプロバイダ契約を交わした状態では、このIPアドレスが使用のたびに変わってしまいます。
このIPアドレス、電話番号のような役割をネット上で果たしています。発信しかしなければ、別に番号がコロコロ変わってもいいでしょう。しかし着信もするとなると、番号がそのたびに変わってしまうと困りものです。
コンタクトが取れなくなってしまうからです。着信が必要な場合、IPアドレスも固定したほうがいいでしょう。

着信というけれども、ブラウザを使ってサイトを閲覧する、メールを受け取る、ウェブページのデータを受け取るなど受信できているのでは、と思う人もいるでしょう。しかしこれはネットの世界では着信とは言えません。相手を呼び出して接続して、データの受信をしているだけで、発信しているわけです。ということはIPアドレスが変わってしまう流動的なものでも問題はないです。

着信が必要なシチュエーションとして何があるのか、例えば会社から自宅のパソコンにアクセスして、その中で保存されているファイルを取り出すなどです。
自宅のパソコンのIPアドレスが固定されていないと、この呼び出しができません。
もし固定ipアドレスがあれば、勤務先から自宅のパソコンにだけ保管されているデータを取り出したり、編集したりすることが可能です。USBメモリーを持ち歩くような必要もないです。
なぜユーザー全員に固定ipアドレスが割り振られないのか、それはIPアドレスの数に限りがあるからです。使いまわすことで、契約者数よりも少ないアドレスをやりくりしています。
<参考> テレワークでも使える!大容量50ギガSIMで固定IPを利用